不整脈は心臓のリズムが不規則になったり、緩急が激しくなったりする病気 不整脈は「脈拍のリズムがおかしくなること」を言い、リズムが不規則になることをはじめ、極端に脈が遅くなったり早くなったりした状態を指す言葉です。
不整脈があるとどうなるか?
心臓の血液を送り出す力が落ちるため、疲労感や息苦しさ、意識が遠くなるようなめまい、ふらつきを生じることがあります。 重症の場合、失神や突然死をきたすことがあります。 拍動がゆっくりになるタイプの徐脈性不整脈では、疲労感や息切れ、めまいなどの症状が現れます。 重症の場合、同様に失神、突然死をきたすことがあります。
不整脈の病気は?
不整脈の主な原因は、心筋梗塞や狭心症、心臓弁膜症、心不全などの心臓病です。 甲状腺(首にある内分泌器官で、甲状腺ホルモンなどのホルモンを分泌するところ)や肺に病気がある方も、不整脈になることがあります。
不整脈の原因は?
不整脈が発生する主原因は、冠動脈疾患、心臓弁障害、心不全、先天性心疾患等の心臓に起因する疾患です。 甲状腺異常や肺に病気がある人も不整脈になり易い傾向があります。 しかし、心臓病等に関係なく、加齢や体質的なもの、ストレスや睡眠不足、疲労等によっても不整脈は起こり易くなります。
不整脈 どういう状態?
不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。 不整脈には病気に由来するものと、そうでない、生理的なものがあります。 たとえば運動や精神的興奮、発熱により脈が速くなりますが、これはだれにでも起こる生理的な頻脈といえます。