感染性ぶどう膜炎では、ヘルペス属のウイルス(単純ヘルペス、 水痘帯状疱疹 ( すいとうたいじょうほうしん ) ヘルペス、サイトメガロウイルス)が原因のことが多く、その他には細菌、真菌や結核菌の感染でも、ぶどう膜炎が起きます。
原因不明のぶどう膜炎?
非感染性ぶどう膜炎の原因は未だ不明ですが、その一部は自己免疫機序によるものと言われています。 感染性ぶどう膜炎は、ウイルス、細菌、真菌、寄生虫等さまざまなものによって生じます。
ぶどう膜炎とはどんな病気?
ぶどう膜炎は、ぶどう膜と呼ばれる眼の内側の色の付いた膜に生じる炎症のことです。 感染症、けが、全身性自己免疫疾患(体が自分の組織を攻撃する病気)により、または明らかな原因なく、ぶどう膜に炎症が生じることがあります。
ぶどう膜炎 どのくらいで治る?
この病気は3~6カ月で症状が治まりかなり良い視力が回復することが多いのですが中には2~3年にわたってぶどう膜炎が続き視力が悪くなることがあります。
目の充血 ぶどう膜炎?
ぶどう膜炎が生じると、眼の中の透明な前房と硝子体に炎症細胞が浸潤するため、霧視(かすみがかかったように見えること)、飛蚊症(虫が飛んでいるように見えること)、羞明感(まぶしく感じること)、その他、視力低下、眼痛、充血などの症状がみられます。