ブレーデンスケールで評価するのはどれか。 褥瘡の深さ 褥瘡の広がり 褥瘡の好発部位 褥瘡発生の危険性
ブレーデンスケールの観察項目は?
ブレーデンスケールは、「知覚の認知」「湿潤」「活動性」「可動性」「栄養状態」「摩擦とずれ」の6項目で構成されています。 それぞれの項目を「1点:最も悪い」から「4点:最も良い」で評価し、合計点を出します(「摩擦とずれ」だけは1~3点)。 合計点は6~23点で、合計点が低いほどリスクが高くなります。
褥瘡の観察点は?
軽度の褥瘡は、皮膚の赤み〔発赤(はっせき)〕として観察されます。 続いて水疱(すいほう)ができ、びらんを起こします。 さらに圧迫が続くと、皮下組織、筋肉と組織の損傷が深くなり、壊死に陥った組織が脱落して潰瘍を形成します(図1参照)。
ブレーデンスケール 何点?
ブレーデンスケールとは、褥瘡発生のリスクアセスメントである。 の6カテゴリについて、それぞれ1項目あてはまるものを選んで点数化する。 点数は6~23点の範囲で、点数が低いほど褥瘡発生のリスクが高く、具体的に病院では14点以下、在宅では17点以下が高リスクとなる。
褥瘡の観察の仕方は?
まずは、ガラス板圧診法や指押し法を用いて、褥瘡かどうかを判定していきます。 透明プラスチック板や示指で軽く3秒ほど圧迫し離したあとに、白っぽくなる場合は褥瘡ではないと判定できます。 圧迫したあとも発赤が見られる場合は、褥瘡と判定します。