褥瘡状態の評価スケールである「DESIGN-R®」が、2020年12月に改定されました。 13 окт. 2021 г.
デザインアール いつから?
DESIGN-R®は同学会が2002年に策定した褥瘡状態の判定スケールで、臨床現場では在宅の場も含めた多職種共通ツールとして使われている。
DESIGN-rの点数は?
この問題を改善したのが、2008年に出されたDESIGN-Rです。 Rとは評点(Rating)の頭文字を示しています。 各項目の点数に重み付けがされ、0~ 66点と点数に幅ができ、小さい創でも治癒過程の変化を点数に表すことができるようになりました。
褥瘡の判定基準は?
Ⅰ度(圧迫を除いても白く消退しない発赤、紅斑)、Ⅱ度(真皮までにとどまる皮膚障害、すなわち水疱やびらん、浅い潰瘍)、Ⅲ度(障害が真皮を越え、皮下脂肪層にまで及ぶ褥瘡)、Ⅳ度(障害が筋肉や腱、関節包、骨にまで及ぶ褥瘡)とされました。
DESIGN-rの表記方法は?
DESIGN-R®は、「d○-e○s○i○g○n○p○:○点」と表記される。 小文字部分は状態に応じ、症状が重くなると大文字で表現し、○部分には点数を入れる。 dとeの項目にハイフン(-)が入っているのは、DESIGNと異なり、総得点に深さの項目をいれないためである。