産後の恥骨痛が起きる原因としては２つのパターンが考えられます。 １つは、出産に向けて骨盤が開いていく際に、恥骨結合が引っ張られて損傷するパターンです。 もう１つの原因が、骨盤の歪み。 恥骨に余計な負担がかかることになり、痛みが発生してしまうのです。
産後 骨盤の痛み いつまで？
多くの場合、分娩直後の痛みは出産から3日ほど続きますが、その後は自然と改善し、恥骨結合の距離も産後1ヶ月ほどで元に戻ることが多いようです。
産後 恥骨痛 なぜ？
産後の「恥骨痛」の原因 出産後に負担がかかった恥骨の結合部分などが、なかなか元に戻らないと恥骨痛が長引きます。 骨の関節を支える筋肉などが体の想定よりも大きく引き伸ばされて、骨のつなぎ目が大きく離れてしまい、その戻りが悪くなり、恥骨の結合部分や、骨盤の後ろ側にある関節に痛みが残ることがあります。
産後骨盤がなぜ開くのか？
出産時、女性は赤ちゃんを産むためにリラキシンというホルモンが分泌されて骨と骨をつないでいる靭帯が緩んで、骨盤が開くことで赤ちゃんが産道を通れるようになります。 妊娠・出産で広がった骨盤は、産後３～４ヶ月かけて左右交互に少しずつ縮みながら、ゆっくりと元の状態に戻ろうとします。
産後 お尻の痛み なぜ？
坐骨神経の通り道であるお尻や腿の後ろの筋肉が、疲労などにより硬くなる事で起きる痛みを坐骨神経痛と言います。 妊娠中や産後しばらくは全身の関節が緩い状態です。仙腸関節・股関節なども緩んでいる為、自分の体重を支えるだけで、骨盤周り またはその周囲の筋肉に過剰な負担がかかり疲労を起こします。
