免疫力がアップし、病気や風邪になりにくくなる 腸内環境が善玉菌優位になると腸内が弱酸性に保たれ、悪玉菌の増殖を防ぐほか、腸内の炎症を抑える作用があるといわれています。 また、ビフィズス菌に代表される善玉菌は食物繊維などをエサに酪酸・酢酸・プロピオン酸などの「短鎖脂肪酸」を作りだします。
腸内環境 整えたらどうなる?
腸内環境を整えることは免疫力の向上にもつながります。 免疫とは私たちの身の周りに存在する体に有害な細菌やウイルス、ほこりや汚染物質などを排除して身体を守る機能のことです。 免疫力が衰えると風邪にかかりやすくなったり、アレルギー症状が悪化したりしてしまいます。
腸内フローラ乱れるとどうなる?
『腸内フローラ』のバランスが崩れる(腸内の悪玉菌が増える)と、悪玉菌がつくりだす有害物質も増え、便秘や下痢、肌荒れやアレルギー、慢性的な身体の不調など、さまざまな悪影響が表れてしまいます。
腸内フローラってどういう意味?
『腸内フローラ』とは 特に小腸から大腸にかけて生息しており、これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態にしている。 顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。
善玉菌が少ないとどうなる?
腸内のビフィズス菌などの善玉菌が少ない人はうつ病リスクが高いことが、国立精神・神経医療研究センターとヤクルト本社の研究で明らかになった。 うつ病の治療を受けている患者の数は70万人で、治療を受けていない罹患者はその3~4倍に上ると推定されている。