例えば,仰臥位であれば仙骨部が最も発生しやすい部位です。 仰臥位に なった場合,体重の40%以上が仙骨部にかかっているといわれています。
褥瘡が最も起こりやすい部位はどれか?
仰臥位では背側が基底面となるため、仙骨部は褥瘡の好発部位となる。 その他の部位では後頭部、肩甲骨部、踵骨部なども褥瘡となりやすい。
褥瘡が生じやすい部位はどれか?
褥瘡(じょくそう・床ずれ)は、持続的に圧力のかかりやすい骨の出っ張った部位にできやすくなります。 仰向け(仰臥位)で寝ているときに最も発生しやすいのは、体圧のかかる仙骨部(せんこつぶ・おしりの中央の骨が出た部分)です。
座位でいる時間が長い患者の褥瘡好発部位はどれか?
座位では、坐骨結節部に褥瘡が発生しやすくなる。
長期臥床によって生じるのはどれか?
長期臥床による廃用症候群には心肺機能の低下がある。 具体的には循環血液量の減少が起こり、心拍出量が減少しやすい。 長期臥床による廃用症候群には筋萎縮や関節拘縮、骨粗鬆症がある。