常位胎盤早期剥離の原因は不明なことが多いのですが、高血圧などの生活習慣病が誘因になることが少なくありません。 そして、外傷が原因となるケースもわりと多いのです。
早剥の兆候は?
軽症の場合、自覚症状がほとんどないことも少なくない。 中には、少量の不正出血が続いたり、軽い腹痛やお腹の張りがあったり、いつもより胎動が少なかったりと、切迫早産と似たような症状が出てくることも。 一方、重症の場合、激しい腹痛や大量出血が見られ、お腹が板のように硬くなってしまうのが特徴。
常位胎盤早期剥離の頻度は?
・常位胎盤早期剝離の頻度は約0.5~1%とされ,既往歴に常位胎盤早期剝離がある場合は注意を要する.
常位胎盤早期剥離の確率は?
常位胎盤早期剥離は全妊娠の0.4~1.5%に生じる;発生頻度は妊娠24~26週で最大である。
常位胎盤早期剥離 どうなる?
常位胎盤早期剥離とは、子宮壁の正常な位置に付着している胎盤が、通常は妊娠20週以降に剥がれてしまうことです。 性器出血や激しい腹痛が起こり、ショック状態を起こすことがあります。 胎盤が早い時期に剥がれると、在胎週数の割に成長しなかったり、死亡することさえあります。