長芋に含まれる栄養素の中には、生活習慣病の予防に役立つものも。 糖尿病などを予防する食物繊維やレジスタントスターチのほか、体内の余分な水分や塩分を排出するカリウムは高血圧の予防に、血流を改善する作用のあるアルギニンは動脈硬化の予防に、それぞれ効果を発揮してくれます。 21 сент. 2021 г.
長芋は血糖値を上げますか?
長芋には確かに血糖値上昇を抑える効果があります。 その要因となる成分はレジスタントスターチ(消化吸収されないでんぷん)です。 消化吸収されないのですから、血糖値を上げにくいのはもちろんですが、重要なのはこの成分が他の物質の消化吸収を遅くするという働きです。
山芋は糖尿病にいいですか?
いも類のでんぷんは、体内でゆっくり吸収されるため、血糖値をコントロールする働きがあります。 そのため、糖尿病患者の食事療法に有効だといわれるほどなのです。 里芋や山芋のぬめり成分は、たんぱく質の消化・吸収を助け、胃や腸の粘膜を保護し、胃潰瘍などを予防します。
イヌリンは血糖値を下げますか?
イヌリンとは、キクイモやごぼう、にらなどに多く含まれる多糖類の一種です。 イヌリンは糖の吸収を抑制し血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病予防に効果的です。 また、善玉菌を増やし、老廃物の排出を促すため、腸内の環境を整える効果も持っています。
さつまいもは血糖値を上げますか?
さつまいもは、でんぷんを多く含み、主食にもなる食材でありながら、食物繊維が豊富なことから、ゆっくりと吸収されるため、血糖値の上昇が緩やかです。 また、ブドウ糖の吸収を遅らせる働きのある「クロロゲン酸」というポリフェノールが多く含まれていることも見逃せません。