成長ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンのひとつです。
成長ホルモン どこに働く?
体内での成長ホルモンの流れ 成長ホルモンは、脳から出た指令を受けて下垂体(かすいたい)から分泌されます。 そして、肝臓や筋肉、脂肪などのさまざまな臓器で行われている代謝を促進します。 肝臓では、成長ホルモンを仲介するIGF-I(ソマトメジン-Cとも呼ばれます)という物質が作られています。
成長ホルモン 何細胞?
せいちょうホルモン【成長ホルモン growth hormone】 脊椎動物の脳下垂体前葉の好酸性細胞から分泌されるホルモンの一つ。
成長ホルモンは何でできている?
成長ホルモンは、脳の底面にある脳下垂体という場所で作られて血液中に放出(分泌)されるホルモンで、192個のアミノ酸が決まった並び方で鎖のように並んでできている、ペプチドと呼ばれるたんぱく質です。 たんぱく質ですので、経口投与すると胃で分解されるため効果はありません。
成長ホルモン 何が必要?
下垂体から分泌される成長ホルモン(GH)は、子供から大人に成長していくために大切なホルモンの一つです。 このGHは肝臓や骨の先端近くにある軟骨に働きかけ、それらの場所での成長因子(IGF-I)の産生を促します。 成長因子の作用で骨が成長し、身長が伸びていくのです。