赤ちゃんはママの胎内でもらった免疫が薄れる生後6カ月ごろから、かぜをひきやすくなります。 繰り返しかぜをひく子もいますが、だからといって免疫力が弱かったり、体が弱い、ということではなく、感染するたびに新しく免疫を獲得して、少しずつ丈夫になっているのです。
風邪 何回?
はじめに、どのくらいの頻度でかぜをひくかを聞きました。 最も多 かったのは「数年に1回ひく程度」26.4%でしたが、僅差で「年に1回 程度」25.5%が続き、次いで「年に2回程度」20.2%となりました。 「年に1回程度」以上の数値を合わせた“年1回以上”の割合は 64.8%。
赤ちゃん 風邪 どのくらい?
風邪の発熱は多くは3日程度でおさまります。 しかし、時には5、6日続くこともあります。 発熱からやや遅れて鼻水が出てきます。 出始めはサラサラした透明な鼻水ですが、しばらくすると粘っこくなり、黄色や緑の色が付いてきます。
赤ちゃん 風邪ひかない いつまで?
赤ちゃんはかぜにかかりにくいと言われるのは、この抗体のおかげです。 この抗体は生後6ヶ月を過ぎると減少しますが、赤ちゃん自身の免疫が発達し始めるのは1歳を過ぎてからです。 すなわち、6ヶ月から1才半では免疫力は一生で最も低下しています。 この時期にはかぜをひきやすく、またかぜが重症化しやすい年齢になっています。
風邪はどうやってうつる?
時季を問わずかかります。 かぜをひいた人が、ウイルスのついた手で物に触れると、そこにウイルスが付着し、別の人がその場所に接触してウイルスに感染するのです。 かぜは、主にこうした接触感染でうつりますが、空気中に飛んだウイルスから飛沫感染する場合もあります。