上下の前歯が生えてきた時期には、いろいろなものを噛んでみるという行動がみられやすく、新しく生えてきた歯を使って噛んだ時の感触を学習しているものと思われ、これは発達の自然な一過程ともいえます。 この時期には、歯ぎしりがさかんになる赤ちゃんもいますが、これも上下の歯の当たり具合を学習しているものと解釈されています。
赤ちゃん何でも噛むのはいつまで?
歯ぐずりの時期ですね。 この時期には、口が気になって手を入れたり、よだれまみれでタオルやおもちゃを噛んだりします。 絵本をかじるのもそのあらわれかもしれません。 歯ぐずりする子、しない子には個人差がありますが、歯が生え揃う2歳近くまで続くこともあるようです。
赤ちゃんがかじるのはなぜ?
1歳に満たない赤ちゃんは口の感覚が鋭く、口にものを入れることでものを確かめようとしている可能性があります。 歯が生えてくる時期になると、赤ちゃんはさまざまな大きさや硬さのものをかみながら、かむ力をコントロールしたり、一度に口の中に入れられる食べ物の量を覚えたりすると言われています。
噛み癖 赤ちゃん いつから?
歯の生え始めは歯茎がむずむずしてかゆく感じるため、かゆみを和らげようとして色々なものを噛んでしまうことがよくあります。 タオルや服、スタイをはじめ、自分の指を甘噛みするなど、生後5~8ヶ月頃の歯の生え始めによく見られます。 この時期は、よだれも増えてくるので、噛んでも傷つくことは少ないでしょう。
一歳児の噛み癖は?
そもそも、どうして子どもは噛んでしまうのでしょうか。 「噛んでしまうというのは、1歳〜2歳くらいの子によく見られる行動です。 このくらいの年齢の子は、気持ちのコントロールがまだ上手にできない上、言葉が追いつかないからです。 人との関わり方も、言葉も、これから覚えていくという段階ですからね。」