大きく欠けた場合の中でも、歯が骨縁下組織まで広がる程まで大きく欠けた場合は、歯の保存方法が難しく、抜歯となります。 その場合、抜歯した後はそのまま放置しておくと、噛み合わせが悪くなり、更に歯を失うことになります。 噛み合わせを安定させ、歯を長持ちさせる為に、入れ歯、もしくはインプラント治療などの治療法が必要となります。
欠けた歯 放置 どうなる?
折れた・欠けた歯を放置することの危険性 歯の表面は硬いエナメル質に覆われていますが、歯がかけてしまったことでエナメル質がはがれ、その中の象牙質が露出してしまっている可能性があります。 象牙質はエナメル質よりやわらかく、食べ物などに含まれる酸や虫歯菌の影響を受けて虫歯になる可能性が高くなります。
歯が欠けたらどうすればいい?
歯が欠けたときの応急処置として、「欠けた部分には触らない」「適切な保存を心がける」「しみてもしみなくても歯科医院へ行くこと」この3つを心がけてください。 欠けた部分はどうしても気になると思いますが、指や舌で触らないようにしましょう。
欠けた歯 いつまで?
取れたからといって急いで処置が必要なものではありませんが、放置してしまうと虫歯の進行や、もろくなってしまった歯がさらに割れるなどの可能性も考えられます。 1、2週間程度であれば問題ありませんが、少なくとも1ヶ月以内には歯科を受診して再度被せをしてもらうようにしましょう。 決してそのまま放置してはいけません。
前歯 欠けた いくら?
保険適用の場合、診察・検査の費用を含め総額2,000~3,000円程度で治療できます。 自費治療の場合は医療機関や症状、検査、治療内容によって変動しますが、50,000円程度と考えておいてください。