食べ物をしっかり咬みくだき、栄養の吸収を助けるとともに胃腸への負担をやわらげます。 「歯ざわり」「咬みごたえ」などの感覚によって味覚を助け、食事の楽しさを広げます。 硬い物などの異物を咬む感覚で見つけて、体内に取り込まれるのを防ぎます。 唇や舌の動きを助け、正しい発音をサポートします。
歯を抜かないとどうなる?
痛くないからといって放置すると、歯根の先端は化膿したり炎症を起こしたりし、再び激しい痛みに見まわれ、顎骨炎や歯性病巣感染などを招いてしまいます。 歯周病が悪化すると、歯は支えを失い最終的に抜け落ちてしまいます。 それを放置すれば、歯周病はまわりの歯にも広まり、次々と大切な歯を失ってしまうことになるでしょう。
なぜ歯が大切なのか?
歯は咀嚼(そしゃく)といって、食べ物をかみ切ったり、すりつぶしたりしながらだ液と食べ物を混ぜ合わせ、塊にして飲み込むという働きを助けています。 しかし、これだけではなく、さまざまな形で私たちの健康を支えているのです。 物がよくかめれば消化吸収が助けられ、全身によく栄養を行き渡らせることができます。
なぜ歯を残すのか?
なぜ歯を残すのか。 それは寿命を延ばすためです。 残存歯数と寿命が関連しているのは確かなようです。 日本を始め数多くの国々で疫学研究がされてきました。
歯を抜くのって痛いですか?
抜くときは麻酔が効いているので痛みはありませんが、歯を抜くときの圧迫感、引っ張られる感覚はあります。 また、親知らず抜歯が難抜歯になる場合、口を開けているだるさを伴う場合があります。 抜歯後は、傷口がありますので痛み止めが必要な場合がありますす。 痛みのある場合は我慢せずに痛み止めを飲んでください。