歯並びや噛み合わせが悪いと、噛むたびに顎に負担がかかってしまうため、顎関節症になりやすくなります。 顎関節症とは、「カクカク音がする」「口が開かない」「顎が痛い」などの症状がみられる病気で、マウスピースや生活習慣の修正による治療のほか、最悪の場合は外科手術が必要となる場合があります。
噛み合わせが悪いかどうか?
上下の前歯の噛み合わせの深さ 前歯の噛み合わせの深さは2ミリ程度が正常で、これより浅い場合は食べ物を噛み切れなくなります。 また、逆に4ミリ以上深くなっている場合も正しい噛み合わせとは言えません。 さらに上下の歯が噛み合っていない、もしくはスペースがあいている状態も同様です。
噛み合わせ悪い どんな感じ?
主にブラキシズム(無意識に咬み合わせる)や咬み合わせの異常によって起こる、あごの関節を中心とした 「あごの関節が痛む」「大きく口を開けられない」「あごの関節に音がする」などの症状が出ます。 大きく分けると「関節」からのものと「筋肉」からのもの、またはその「両方」が顎関節症の三大症状やその他全身の症状を引き起こします。
噛み合わせ 矯正しないとどうなる?
取り残した汚れの中の細菌が、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。 また、咬み合わせが悪い人の中で、唇を閉じることが大変でいつも口が開いてしまい口で呼吸をしている人も多く見受けられます。 このような人の場合口の中が乾燥しやすく、虫歯や歯周病の進行を防いでくれている唾液が、歯や歯ぐきに行き渡りません。
噛み合わせが悪い なぜ?
なぜ咬み合わせは悪くなる? 咬み合わせは遺伝や骨格的な要因などの先天的な原因のほか、生活習慣で加わる顔・顎・口へ「力」といった後天的な原因によって狂うとされています。 咬み合わせが悪いまま咬む動作を繰り返すほど、歯列の変化や下顎のずれが生じる可能性が高くなります。