合わない入れ歯によって痛みを伴い、歯肉が傷つき続け、咬みあわせの悪い入れ歯の場合は、不適切な咬みあわせ状態が続くことで、隣接する歯や顎の関節・骨を傷つけ様々な症状が全身に及び、場合によっては精神的に不安定になるというような重大な状況を引き起こすことがあります。 入れ歯は人口の臓器といっても差し支えありません。
入れ歯 入れないとどうなる 高齢者?
特に奥歯の噛む力は重要で、入れ歯を使用しないと転倒するリスクが2.5倍高くなるというデータがあります。 下顎が不安定になり、体のバランスを保つことが難しくなるのです。 特に高齢者は歯を喪失している割合も高くなりますから、転倒事故なども考慮して、入れ歯を外したままにするのは避けましょう。
どうしても入れ歯が合わない?
さまざまな工夫をしているにもかかわらず、どうしても入れ歯が合わない場合の対処法としては、まず入れ歯安定剤の使用が挙げられます。 こちらは、入れ歯の裏に付けるノリやクッションのような材料であり、使用することで歯にフィットし、違和感をなくしてくれる可能性があります。
部分入れ歯をしないとどうなりますか?
1.歯のない部分のかみ合うはずの相手の歯、もしくは前後の歯の位置が変わってきます。 歯と歯の間に物がつまりやすくなったり、ムシ歯や歯周病になる確率が高くなります。 また、そのままにしたために、入れ歯をいざ、入れようと思った時には、入れるスペースがなくなり対応できなくなる場合があります。
入れ歯どのくらいで慣れる?
入れ歯になじむまでの期間には個人差がありますが、お口のなかに感じる違和感は1週間程度で軽減してきます。 会話はゆっくり話すことで3日目くらいから慣れはじめます。 最初は大きく感じる入れ歯も、1カ月をめどになじんでいきます。 さらに、1度慣れた入れ歯にふたたび違和感をもつことは少ないようです。