歯(は、英: tooth)は、口腔内にある咀嚼するための一番目の器官。 多くの脊椎動物が持つ。 ヒトは乳歯と永久歯の二組を持つが(二生歯性)、ネズミ目のように一組の歯が伸び続ける動物もいれば(一生歯性)、サメのように、二週間に一組ずつ新しい歯が作られていく動物もいる(多生歯性)。
歯はなんであるの?
歯には「食べ物を咬む」こと以外にも、たくさんの役割があります。 食べ物をしっかり咬みくだき、栄養の吸収を助けるとともに胃腸への負担をやわらげます。 「歯ざわり」「咬みごたえ」などの感覚によって味覚を助け、食事の楽しさを広げます。 硬い物などの異物を咬む感覚で見つけて、体内に取り込まれるのを防ぎます。
歯は何系?
歯は中枢でもあり、循環系でもあり、排泄系でもあり、免疫系でもあり、ホルモン系でもあり、もうそれはひとつの生命体のしくみを備えています。
臼歯 なぜ?
臼歯の大きな役割は、前歯で噛みやすいように切った食べ物をすり潰し、細かくし、次の消化器官(胃)で消化しやすいようにする働きがあります。 そのため臼歯いわゆる奥歯を失うと胃に負担が掛ることになります。 もう一つ重要な役割があります。 それは噛み合わせの安定です。
犬歯とはどこ?
2犬歯前歯と奥歯の中間にある、手前から3番目の歯を犬歯と呼びます。 糸きり歯とよく呼ばれている歯です。 上下左右それぞれ1本ずつ、計4本あります。 犬歯は食べ物にかぶりついて切り裂く役割があります。