通常のチョコレートは、茶色くて味にほろ苦さも感じられますが、それはカカオマスというカカオ豆の胚乳部分を発酵・乾燥させ、さらにローストし磨砕したものを原材料としているためです。 そのカカオマスがチョコレートに苦みを出したり、茶色く色づけたりしています。 20 февр. 2017 г.
カカオ なぜ茶色?
カカオの中でも「ココアバター」のみが含まれています。 チョコレートで思い浮かぶ茶色の色はカカオの「ココアパウダー」に由来しています。 そのため、「ココアバター」だけを含むホワイトチョコは茶色ではないのです。 含まれているのは「ココアバター」だけなので色が茶色ではないのです。
ホワイトチョコはなぜ白いのか?
ホワイトチョコレートが白い理由は、原料にカカオマスが入っていないからです。 ホワイトチョコレートの主原料は、ココアバター、乳製品、砂糖、レシチンや香料などであり、ミルクチョコレートやダークチョコレートに含まれるカカオマスは含まれていません。 カカオマスが含まれないことにより、白~淡黄色をしているのです。
ホワイトチョコ なぜ美味しい?
しかし、ホワイトチョコレートは、カカオ豆から搾られる「カカオバター」という油を使用した、れっきとしたチョコレートです。 ミルクチョコレートやビターチョコレートと同じように、体温によって口の中でとろりと溶けだし、味わいが広がるのは、融点が体温と近いカカオバターを使用しているからこそです。
チョコレート 香料 なぜ?
チョコレートを作る際、香料が使われることがほとんど。 特によく使われるバニラ香料は、甘い香りをつけるほか、カカオの雑味を隠すために使われます。