ワルファリンは抗凝固薬の一つで、血栓症や塞栓症の治療や予防に用いられる。 主な副作用として出血傾向があるので、出血傾向のある患者には禁忌である。
緑内障の患者への投与が禁忌なのはどれか?
アトロピンは抗コリン薬であり、房水の吸収を阻害して眼圧上昇を引き起こすため、緑内障患者への投与は禁忌である。
出血傾向を把握するために重要なのはどれか。2?
血小板は出血の際の一次止血や血液凝固機能に関与するので、血小板数は出血傾向を把握するために重要な指標である。
無尿時 カリウム禁忌 なぜ?
腎臓で100mL/日以下しか尿が生成されない状態を無尿といって、カリウムが排泄できない状態なので高カリウム血症になる。 無尿時にカリウムを投与すると、高カリウム血症がさらに進み、致死的不整脈を引き起こすので原則禁忌となっている。
出血傾向を考慮し手術前に投与の中止を検討するのはどれか。2つ選べ。?
出血傾向を考慮し手術前に投与の中止を検討するのは、抗血栓薬のワルファリンである。