第104回 午後84問. 抗コリン薬の投与が禁忌の疾患はどれか。2つ選べ。 1. 疥 癬; 2. 緑内障; 3. 大腿骨骨折; 4. 前立腺肥大症; 5. 前頭側頭型認知症. 解答・解説を見る.
アトロピン 禁忌 なぜ?
禁忌 閉塞隅角緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。〕 前立腺肥大による排尿障害のある患者〔抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により、排尿困難を悪化させるおそれがある。〕 麻痺性イレウスの患者〔抗コリン作用により消化管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。〕
抗コリン薬 禁忌 なぜ 看護?
副作用として、口渇、便秘、頻脈、動悸、不整脈、記憶障害、せん妄、眼圧上昇といったあらゆる症状を認める。 前立腺肥大症、緑内障、重症筋無力症では、抗コリン薬の使用により症状が悪化するおそれがあるため禁忌となる。
緑内障患者で投与が禁忌なのはどれか。?
アトロピンは抗コリン薬であり、房水の吸収を阻害して眼圧上昇を引き起こすため、緑内障患者への投与は禁忌である。
前立腺肥大症で禁忌なのはどれか?
前立腺肥大症で禁忌なのはどれか. 1 × ワルファリンは,出血している患者のほか,重篤な肝機能障害・腎機能障害の患者,妊婦や妊娠している可能性のある女性には禁忌である. 2 × 抗血小板薬であるアスピリンは,消化性潰瘍に禁忌である. 潰瘍からの出血を促進するためである.