吸入ステロイド薬は、炎症を抑えて発作を予防する毎日のお薬です 吸入ステロイド薬は、気道の炎症などを抑え、発作を起こさないようにする毎日のお薬(長期管理薬)で、子どものぜんそく(喘息)ガイドラインでは、基本治療の中心的なお薬とされています。 吸入ステロイド薬は、患部である気道に直接お薬を届けます。
喘息の吸入頻度は?
ガイドラインでは気管支拡張剤は1日4吸入までということになっています。 数日間であれば1日1回~4回吸入していただくのは構いません。 ただし、3~4回吸入しても症状が充分取れない、あるいは1~2回吸入しても全く症状が変わらない、あるいは悪化するという状態でしたら、医療機関を受診していただくというのがひとつの目安です。
喘息 吸入しないとどうなる?
喘息を治療しないまま放置したら、どうなるのでしょうか。 死んでしまうほどひどい発作にならなくても、炎症が長期間続けば気管支が変形してしまい、いくら治療しても治らなくなってしまいます。 これをリモデリングとよび、喘息症状が取れません。
吸入薬 うがいしないとどうなる?
吸入後、吸入薬は口の中に残ります。 吸入薬はアレルギー反応(免疫反応)を抑える役割があり、普段は繁殖しないようなカビ(真菌)の口内発生、全身への薬の効用(動悸・手の震え)などの副作用を引き起こす可能性があります。 この副作用の予防として、うがいが必要です。
喘息 吸入薬 うがい なぜ?
Q9 吸入後なぜうがいをするのか? Answer 口腔内の残留薬剤を取り除くために行う。 吸入した薬のほとんど(約 80%)は口のなかに残る。 吸入ステロイド薬 ↔ 食道カンジダ、口腔カンジダ、嗄声(声がれ)を防ぐため、う がいが必要である。