大きな原因が、気圧の変動です。 春になると、日本の上空では寒気団が弱まり、そこに暖かい空気が流れ込んでくるために、寒気と暖気がぶつかって低気圧が多く発生します。 その寒気と暖気の温度差が大きいほど、急速に低気圧が発達。 いわゆる“爆弾低気圧”と呼ばれる気圧が急に下がる日もあります。
春はなぜだるい?
春は日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。 寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。
春 自律神経 なぜ?
春は高気圧と低気圧が、数日の周期で交互に入れ替わることで、自律神経の切り替えがスムーズにいかなくなります。 また低気圧帯では空気中の酸素濃度が薄くなり、体や脳がうまく酸素を取り込めなくなります。 そのため頭痛や眠気、倦怠感といった症状が出やすくなります。 3月~5月は入学や卒業、就職、異動、転勤のシーズンです。
春 寒暖差 いつまで?
気象庁によると、3~5月が春、6~8月が夏、9~11月が秋、12~2月が冬です。 その中で、朝晩の寒暖差が月平均で5度以上あるのは、春の始まりの3~4月と、秋の始まりの9~11月です。
季節の変わり目 なぜ体調崩す?
季節の変わり目におこる体調不良の原因として、気温の寒暖差やストレスなどの影響で自律神経のバランスが崩れること等があげられます。 自律神経には、昼間や活動時に作用する「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに働く「副交感神経」の2種類があります。