閉塞性換気障害には、気管支ぜん息や慢性閉塞性肺疾患（COPD）などがありますが、どの疾患も気管支が狭くなっているので、一気に息を吐き出すことができず1 秒率が低下するのです。
(2）閉塞性障害：１秒率の低下が主な原因です。 ①気道閉塞：喘息、慢性気管支炎、びまん性細気管支炎 ②肺気腫：慢性閉塞肺疾患（COPD）は特に近年多くなっています。
COPD患者さんでは、息が吐き出しにくくなっているため、1秒量（FEV）を努力肺活量（FVC）で割った1秒率（FEV％）の値が70％未満のとき、COPDと診断されます。
健常者の1秒量の変化率は5％以内と報告されているが、12％以上かつ200mL以上増加すれば可逆性ありと考える。
努力肺活量に対する1秒量の割合を1秒率といいます。 70％以上を正常とします。 空気の通り道である気道が狭くなる病気を簡便に見つける指標です。
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