Q1 慢性閉塞性肺疾患(COPD)とはどのような病気ですか? . Q3 COPDの原因は何ですか? . 肺気腫になると酸素の取り込みや二酸化炭素の排出が低下します。
COPD 低酸素 なぜ?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)が進行していくと、酸素がうまく体に取り込めず、低酸素血症となります。 特に、運動など体を動かすときは体の酸素需要が増加し、低酸素血症になりやすくなります。 呼吸不全(酸素不足)になれば、酸素投与を考えることになります。
COPD 息を吐けない なぜ?
慢性閉塞性肺疾患では気管支が細くつぶれた状態になっており、息を吐こう としても、うまく吐けない。 その結果、肺の中に空気が溜まって横隔膜の動く 幅が減少してしまう。 空気がいっぱいの為、新鮮な空気を吸うことが出来ない。
COPD 酸素療法 なぜ?
酸素療法 肺機能の低下が進むと、普通の呼吸では十分に酸素を取り込めなくなり、低酸素血症を起こし、呼吸不全という症状に陥ります。 家庭で持続的に酸素を吸入する在宅酸素療法を行うことで、患者さんのQOLが向上し、生存率が高まります。
呼吸音減弱 COPD なぜ?
COPDの患者さんの多くは、長年の肺の閉塞性障害によって、胸郭の前後がビア樽のように大きくなっていることがあります。 このため、聴診器を当てる位置と肺実質の距離が遠くなり、呼吸音(肺胞呼吸音など)が聞こえにくくなります。