COPDではなぜ誤嚥が起こりやすいか? ・気道の慢性炎症、胃液の逆流、抗コリン作用薬、抗ヒスタミン薬など治療薬による副作用、喫煙、喉頭咽頭における感受性の低下が原因の可能性がある。 ・頻呼吸、高二酸化炭素血症があると気道防御反射が減衰する。 ・嚥下に要する時間の延長。 10 февр. 2021 г.
誤嚥性肺炎 低酸素血症 なぜ?
胃内容物の誤嚥では直後に気管支痙攣、次いで食物残渣による気道の閉塞や胃液による化学性肺臓炎が起き、低酸素血症が生じる。 気道閉塞部位より末端の肺胞が虚脱して無気肺に進展する。 このような状態で咽頭細菌叢が肺内に吸引されると、細菌性肺炎を合併する。 細菌性肺炎の像を呈するのは数日後であることが多い。
COPD 過共鳴音 なぜ?
気道や肺胞に痰が貯留していると、空気がそこを行き来するときに乱流が生じ、共鳴音が発声します。 それが肺性副雑音です。 肺気腫は、肺が余分な空気を含んで過膨張となるため、胸郭(きょうかく)の左右径より前後径が増大しているビール樽様胸郭が認められます(図4)。
COPDの水分摂取量は?
水分を十分とらないと、痰がかたくなり出しにくくなります。 1日に約1.8リットル(コップ8~9杯)を目安に、発熱している場合や暑い日にはさらに1リットル多く水分をとるよう心掛けましょう。 胃の通過を良くするため、水分は食事中よりも食事の前後1時間にとるようにしましょう。
誤嚥性肺炎とはどんな病気ですか?
誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで生じる肺炎です。 嚥下機能の低下した高齢者や、脳梗塞後遺症やパーキンソン病などの神経疾患(喉の神経や筋肉が正常に働かず嚥下障害を来たす)を抱えている患者や寝たきりの患者に多く発生します。