COPD患者さんは気道が狭くなり息が吐き出せないことが特徴です。 そこで、医療機関でスパイロメータという器具を使って肺がうまく働いているかを調べます。 他にも病状の問診や、体の診察、胸のレントゲン撮影、血液検査などをおこない、肺の状態を詳しく調べ、ぜん息などの似た症状を起こす病気を除外したうえで診断します。
COPD 診断 何科?
呼吸器内科 / COPD(肺気腫)
COPD 放っておくとどうなる?
放っておくと、呼吸の状態をもとに戻すことが難しくなります。 また、風邪などをきっかけに症状が悪化していき(増悪と呼びます)、増悪を繰り返してCOPDが重症化すると酸素吸入が常に必要になる場合があります。
COPD どんな状態?
長年、たばこの煙を吸い続けると、気管支や肺胞に慢性的な炎症が起こります。 気管支は炎症のため狭くなり、肺胞は破壊されて酸素を取り込みにくくなります。 COPDの症状は咳や痰で、長い時間をかけて進行するのが特徴です。 進行すると、ひどい息切れによって日常生活にも支障を来すようになり、最悪の場合は死に至るケースもあります。
COPD なんでなる?
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の主な原因はタバコの煙で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の90%以上が喫煙者です。 吸っている本人も、近くでタバコの煙を受動喫煙している人も発症率が上がります。 タバコの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれており、人体に有害な影響を与える化学物質も200種類以上存在します。