1.検査の目的 CT(Computed Tomography)検査は、治療前にがんの有無や広がり、他の臓器への転移がないかを調べたり、治療の効果を判定したり、治療後の再発がないかを確認するなど、さまざまな目的で行われる精密検査です。
腹部CTはどこまで?
腹部 CT 検査とは、上腹部を CT 装置で撮影します。 上腹部の検査で診断可能な臓器は、主に肝 臓・脾臓・膵臓・胆嚢・腎臓です。 それ以外にも副腎、大血管、腹腔内リンパ節、腸間膜にある 病変等の観察が可能です。
造影CTで何がわかるの?
造影CT検査は、病変の発見や腫瘍の良悪性や進行度合などの鑑別、治療方針の手助け、緊急な診断を要する外傷、血管性病変(動脈瘤・解離・出血・血栓症など)の描出などに有用であるといわれており、全身の様々な部位の検査において、造影剤が用いられています。
CTを何度も?
検査回数の上限はありません。 医師が責任を持って決定します。 電離放射線は発がん性が確認されています。
CTで何がわかる 頭?
頭部CT検査とは 脳腫瘍、脳梗塞や先天性の病気等が分かります。 また脳出血や、交通事故などによる骨折の状態を短時間、かつ簡単、詳細に調べることが可能です。 検査時間は約5分です。