46億年前、誕生したばかりの地球の大気は、高温・高圧の水蒸気が大部分を占め、その他に二酸化炭素、窒素などを含んでいたと考えられている。 その後、数億年かけて地表が冷え、水蒸気が雨となって地表に降り注いで海ができると、大気の主成分は二酸化炭素と窒素になった。
空気はいつどのようにしてできたのか?
いつ生まれたの? 46億年前、地球が生まれたとき地球の内部から放出(ほうしゅつ)されたガスによって「原始大気(げんしたいき)」が生まれたんだ。
くうきをすってもなくならないのはなぜ?
空気はいっぱいあるだけでは、いつかはなくなってしまうよね。 でも、人間も動物も、植物も、すった空気とほとんど同じ量の空気をはいている。 だから、空気はなくならないんだよ。 人間や動物は、空気をすって、体の中に酸素(さんそ)を取り込んで、二酸化炭素(にさんかたんそ)をはき出すよね。
大気 窒素 どこから?
このため、二酸化炭素は現在の大気にはごくわずかしか含まれません。 窒素は、地球のもとになった隕石などに含まれていた成分からできたとみられます。 窒素はとても安定した気体で、一度できてしまうとほとんど変化しません。 このため、大気中の窒素の量は、地球ができたころからほとんど変わっていないと考えられています。
地球の大気成分は?
大気の主な成分 地表付近の平均大気は、水蒸気を除けば、窒素(78.08%)、酸素(20.95%)、アルゴン(0.93%)、二酸化炭素(0.03%)で大部分が構成されており、環境大気における汚染物質濃度はppm(1%の1万分の1)、またはppb(1%の100万分の1)あるいはppt(1%の1億分の1)の単位で示されます。