副作用による患者の異常を見逃さないために、点滴静脈内注射中の患者の様子を観察する必要があります。 患者の病態、点滴静脈内注射中の薬剤、起こりうる副作用などをきちんと認識したうえで、患者の状態を確かめることが重要です。 30 сент. 2020 г.
点滴 もれる なぜ?
点滴静脈内注射が漏れると これらは、静脈針が確実に血管内へ入っていない場合と、静脈針が血管壁をつき抜けてしまった場合とが考えられます。
ダブルチェック なぜ必要?
うっかりミスによって、誤った薬を患者に投与しないために、必ず複数の看護師によるチェックが必要です。 一度静脈に入れた薬は戻ってはきません。
点滴 三方活栓 なぜ?
輸液ラインに三方活栓をつけると、薬剤を間欠的(かんけつてき)に注入したり、1本の輸液ラインから2種類の輸液を注入することが可能になります。 また、ルート内に混入した気泡の除去が容易に行えるという利点もあります。 三方活栓にはコックに3本のレバーがあるR型と、1本のレバーがあるL型があります(342 ページ参照)。
薬液と指示の確認はいつ?
投薬ミスを予防するために、薬剤は容器や色で確認せず、必ず薬品名を読んで確認します。 ラベルの確認は、①薬品を棚から出す時、②アンプルカットをする前、③注射器に吸い上げる時、④アンプルを廃棄する時に行います。 このほかにも確認すべき点はたくさんあります。