エアコン暖房で「乾燥」するのは、室内の空気に含まれる水分が減ってしまうからではありません。 室内の温度が上がると、湿度(相対湿度)が下ってしまうために生じます。 空気が含むことのできる水分の量(飽和水蒸気量)は、空気の温度によって異なり、温度が高いほど多くの水分を含むことができます。
冬に乾燥するのはなぜ?
ところで、どうして冬になるとこう「乾燥」しがちなのでしょうか。 大雑把にその理由を説明すると、まず冬は気温が低くなることで、屋外の空気中に含まれる水分(水蒸気)が水滴や氷になり、物理的に減ってしまうから。 加えてエアコンなど、水蒸気を発生させないタイプの暖房器具を稼働させることで、屋内の相対湿度が下がってしまうから。
暖房と冷房どっちが乾燥する?
ベストアンサーに選ばれた回答 一般的な使用条件であるならば、暖房の方が乾燥します。 と言うのも『乾燥』そのものは、空気中の水分量で決まります。 冷たいと空気が含むことの出来る水分量(飽和水蒸気量)が少なく、暖かいと多くなります。
暖房 湿度 下がる どれくらい」?
エアコンに限らず、部屋を暖めると湿度は下がる 空気中の水分量自体は変わっていなくても、肌から水分が奪われやすくなるイメージです。 このグラフは極端な例ですが、帰宅して11℃ 湿度40%の部屋で暖房を入れると、23℃になったときには20%にまで湿度が下がります。
どうして乾燥するのか?
乾燥を引き起こす原因は肌の「バリア機能低下」にあります。 バリア機能が正常な状態では、肌の水分が保たれているため、アレルゲンなどの侵入や外部刺激から肌は守られています。 しかし、このバリア機能が低下すると肌が乾燥しやすくなり、刺激も受けやすくなるのです。