なぜなら、陸上を歩き回るには、ひれではつごうが悪く、あしが必要になったからです。 そのために、陸上を歩き回る動物は、すべて、4本あしになったというわけです。 また、鳥も、2本あしのように見えますが、あれは、前あしが翼(つばさ)に変化しただけで、じつは4本あしの動物の仲間なのです。
なぜ動物は四足歩行?
犬だけに限らず、陸上で暮らす脊椎動物の多くが四足歩行を選択してきました。 その利点は、エネルギーを効率よく地上の移動にまわせること。 四足歩行は、走ったり跳んだりするうえで、無駄がない体勢なのです。 二足歩行の人の方が、動物界では異端と言えるかもしれませんね。
動物の足は何本?
その結果、哺乳類を頂点とする陸上動物は四本脚で陸の世界で暮らすことが出来るようになったのです。 こうして陸の世界で昆虫など外骨格動物は脚の数を減らして六本脚、哺乳類など内骨格動物は数を増やして四本脚になった訳です。
なぜ昆虫は足が6本なのか?
昆虫の祖先は、現在のムカデなどの ような多足類的な格好をしていたようで す。 そのような祖先から、長い進化の過 程で、頭部・胸部・腹部がそれぞれの機 能に応じてより明瞭に分化し(働きの分 業化)、頭部の時些歩くための脚から食 べるための脚(顎)や感覚器官(触角) へと形を変えたようです。
節足動物の足の数は?
まとめると、節足動物は外骨格ゆえに脚の欠損の可能性が高く、安定な歩行のロバスト性を高めるために6本以上の脚を持つと言えそうです。