人間をはじめとして動物にまぶたがあるのは、目を乾燥から守るために涙を送り込んだり、涙で眼球の汚れを洗い流したりするためです。 上下のまぶたのうち、哺乳類では主に動くのは片方で、上まぶたが開閉します。
鳥 まぶた 下から なぜ?
カモ類などのまぶたが下から上に閉じるのは、天敵であるタカ類をいち早く察知するのに、目が上から開く点で有利と考えられます。
まぶた なぜ必要?
まぶたの大切な役目は、異物の侵入や外的刺激、乾燥などから目を守ることですが、まばたきも、ヒトの目を守るために大切な役割をしています。 ヒトのまばたきには、無意識に行う場合、光や異物などの刺激で反射的に閉じる場合、ウインクのように意識的に行う場合の3種類があります。
瞬膜 なぜ?
瞬膜の役割は、ずばり眼球の保護です。 瞬膜は、まばたきなどで上下のまぶたを閉じたとき、一緒に水平方向に閉じて、眼球の表面に付いたゴミを払いのけるワイパーのような役割をします。 また、瞬膜のなかに「瞬膜腺」という涙を出すところがあり、瞬きをするたびに角膜表層に涙を広げることで、眼球を乾燥から守ります。
なぜ人は瞬きをするのか?
まばたきをする理由は主に3つあります。 1つ目は、眼表面に付着したゴミを拭い去ること2つ目は、眼表面に涙を行き渡らせること3つ目は、涙を流させること です。