鼻血は多くは前からの出血ですが、のどに血が流れ込むこともあります。 鼻の中の粘膜に傷がついていたり、鼻の中にできものができていたりすると、鼻血がでやすくなります。 アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻の病気に加えて、高血圧などの病気や血液がサラサラになる薬の影響で鼻血がでやすくなります。
鼻血が出るのは何の病気?
腎臓病、肝臓病の人も鼻血を出しやすい傾向にあります。 また、白血病、血友病、血小板減少症などの血液の病気でも鼻血が出やすくなります。 これらの病気がある場合には全身症状があるはずですし、皮膚に斑点が出たり、歯ぐきから出血があるはずです。
何度も鼻血が出る?
ほとんどの場合大事には至りませんが、なかなか止まらなかったり、厄介な病気が隠れていることもあります。 副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎が原因だったり、まれに鼻の腫瘍のこともあります。 また、鼻の病気以外にも、血液や肝臓・腎臓の病気、高血圧が見つかることもあります。 もともと鼻は血が出やすい場所です。
鼻血が出た時は何科?
また痛みや鼻血のほかに、鼻から臭いがするという症状もあり、不快な症状が気になってしまうこともあります。 いずれにしても長い間症状がある、原因がよく分からないという方は、一度耳鼻科で検査を受けてみましょう。
急に鼻血が出るのはなぜ?
急な鼻血は、物理的に粘膜を傷つけて起こるケースが多いです。 鼻を触る癖などによって、気づかないうちに傷つけていることも考えられます。 鼻血を繰り返さない場合は、過剰に心配する必要はありません。