ドライアイは、涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化したりする病気であり、目の表面に傷を伴うことがあります。 ドライアイが進行すると、視力低下や痛み、角膜上皮剥離(角膜が乾燥してはがれる病気)を発症してしまうこともあります。
ドライアイになるとどうなる?
ドライアイになると、涙の質や量が低下することから見え方が不安定になることがあります。 しかし、ドライアイだけで失明する可能性は考えられにくいです。 それでも、ドライアイは角膜や結膜の損傷を引き起こす原因となるため、感染症や角膜炎・結膜炎を発症する可能性があります。
ドライアイはどうしたらいい?
目の疲れを感じるドライアイは、涙の量の異常が原因です。 メガネやコンタクトレンズの見え方を調整するなど、正しくケアすると大抵は良くなります。 なかには遠近両用のコンタクトレンズを処方するだけで改善する人もいます。 涙が出ないタイプのドライアイは点眼によって改善しますが、完治は難しいでしょう。
ドライアイの原因は?
ドライアイを引き起こす要因や環境 空気が乾燥する冬には、目の表面からの涙の蒸発量が増えてドライアイになりやすくなります。 また、夏でもエアコンによる乾燥がドライアイの原因になることがあります。 特に、エアコンから吹き出す風が直接あたると症状が悪化します。