通常経過では、情報ドレーンは1~2日で抜去する。 皮下ドレーンに関しては、漿液性排液が減少する術後2日目に抜去することをルチーンとしている。 予防的ドレーンの場合は、食事開始後など縫合不全が起きていないことが確認できてから抜去することが多い。 出血・縫合不全などの合併症が起きた場合、第一に再手術を行う。
ドレーン どれくらいで抜ける?
「ドレーン」とは皮下に溜まってくる出血や浸出液を外に誘導する管です。 この管はだいたい1週間程度で抜けます。 術後1日目から体を起こしたり、ベッドから離れたりすることができますが、ドレーンが抜けるまでは、食事やトイレなどの日常生活行動以外は、過度に体を動かさないようにして下さい。
ドレーン抜去の時期は?
ドレーン抜去のタイミング 排液が減少し、1日あたり200mL以下になってきたら、抜去を考えます。 色・性状としては、淡血性から漿液性になることが目安です。 膿が混濁していた場合にも、点滴による抗菌薬の投与などで、排液がきれいな漿液性になればドレーンを抜去できます。
胸腔ドレーン 抜去 何日?
しかし、あまり早期に抜去すると漿液腫形成のため穿刺をしなければならず、リハビリの遅延や感染の機会も増えることが危惧されます。われわれのデータから、前日までの排液量40mL以下を目安にすれば、だいたい術後5~6日でドレーン抜去可能です。
ウィンスロー孔ドレーン いつまで?
ウィンスロー孔ドレーンからの正常な排液は、100ml/日未満で、薄い赤色から時間経過とともに淡黄色透明に変化する。 異常がなければ、3~4日目に抜去する。