昼間の眠気には、睡眠不足や睡眠の質の低下、体内時計の乱れなどの原因が考えられます。 また睡眠障害によって眠気が生じている可能性もあります。 質の高い睡眠を十分にとることを心掛けつつ、場合によっては専門医に相談することが必要です。 10 мар. 2022 г.
朝から眠いのはなぜ?
体内時計のマスタークロックは脳の視床下部の視交叉上核というところにあり、光刺激とメラトニンと呼ばれるホルモンが連動して睡眠と覚醒をコントロールしています。 夜暗くなると松果体というところからメラトニンが分泌されて眠くなり、朝、光を浴びるとメラトニンの血中濃度が下がり、活動に向いた交感神経が優勢な状態に切り替わるのです。
日中 何度も眠くなる?
日中、耐えられないほどの強い眠気が頻繁に現れる「ナルコレプシー」 「ナルコレプシー」は、夜間にしっかり眠っているにもかかわらず、日中に、耐えられないほどの強い眠気や居眠りが突然しかも頻繁に現れる「睡眠発作」を主な症状とする睡眠障害です。
異様な眠気の原因は?
多くの不眠症や日中の過度の眠気は、望ましくない睡眠習慣、ストレス、体内の睡眠-覚醒リズムを乱す条件(交代勤務など)が原因です。 しかし、ときには閉塞性睡眠時無呼吸症候群や精神障害などの病気が原因であることもあります。
どうしても眠くなる 病気?
日中、突然、強烈に眠くなるという病気があります。 その病気とは、過眠症の一種である「ナルコレプシー」。 フランス語で「ナルコ(narco)」は「眠り」を、「レプシー(lepsy)」は「発作」を意味します。 ナルコレプシーは、ただの睡眠不足による日中の眠気ではありません。