多尿とは1日の尿量が多い状態のことをいいます。 24時間尿量(1日尿量)が40mL/kg体重以上の場合が多尿です。 主な原因は、水分過剰摂取(心因性多飲、症候性多飲)や尿崩症(ホルモン異常等により尿の産生が多くなる)や糖尿病です。 夜間多尿とは夜間の尿量の多い状態をいいます。
尿量多い なぜ?
多尿の主な原因として、糖尿病、尿崩症、心因性多尿、ミネラルの異常(高カルシウム血症、低カリウム血症)などがあげられます。 そのほか、単純な水分過剰摂取や、アルコールの摂取などで尿量が増えることがあります。 頻尿の主な原因として、もっとも多いのは、高齢男性に見られる前立腺肥大です。
頻尿になるとどうなる?
夜間頻尿は年齢を重ると頻度が高くなり、日常生活に支障をきたす症状となります。 一方、頻尿は昼間の排尿の回数が多いことを意味し、夜間の頻尿である夜間頻尿とは区別されています。 夜間頻尿になると、睡眠障害になったり、寝ぼけたままトイレに行くため転倒によるケガの心配も出てきます。
頻尿 どうしたらいい?
日頃から行える頻尿の対処法1利尿作用がある飲み物を控える コーヒーやビール、お茶といった利尿作用のある飲み物を飲みすぎないように注意することが大切です。 ... 2ストレスを溜めないようにする ... 3外出時にトイレの位置を確認する ... 4女性の場合は骨盤底筋を鍛える頻尿にはさまざまな原因があった!症状にあわせた対処法を実践しよう
尿量が少ないとどうなる?
尿量が少ないと、尿をためる膀胱(ぼうこう)が刺激を受けず、排尿回数が減ります。 腎臓のはたらきが低下した腎不全の末期となると、尿がほとんど出なくなります。 また、腎臓に異常がなくても、尿道に石がつまったり、排尿を起こす神経に障害が生じたりすると、尿が膀胱にたまっているのに出ない状態も起こります。