悪性リンパ腫の症状は、腫瘤(しゅりゅう)のできたところや病気のタイプによって違いますが、最も多いのはリンパ節の腫れや圧迫感です。 首やわきの下、足のつけ根などのリンパ節が腫れることが多く、腫れはゴムのような硬さです。 腫れたところをおしてもたいていの場合、痛みはありません。
悪性リンパ腫 しこり どこ?
症状 首やわきの下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれ、数週から数カ月かけ持続的に増大して縮小しません。 病期が進むと、このしこりや腫れは全身に広がり、進行するにしたがって全身的な症状(発熱、体重の減少、顕著な寝汗など)がみられるようになります。
悪性リンパ腫どのくらい腫れる?
正常のリンパ節はそらまめのような形をしていますが、悪性リンパ腫の患者さんのリンパ節は丸く腫れるのが特徴です。 親指の大きさ、2cm以上のリンパ節は腫れていると判断します。
悪性リンパ腫の顔の腫れは?
悪性リンパ腫によって顔の近くの血管が圧迫されたり詰まったりすることが原因で、顔面の腫れがみられることがあります。 また、目では視覚障害、視力低下、鼻では鼻づまり、中耳炎、副鼻腔炎などの症状がみられることがあります。
悪性リンパ腫 どうやってわかる?
悪性リンパ腫が疑われるときは、基本的な血液検査に加え、腫れがあるリンパ節の細胞を採取して詳しく調べます。 また、悪性リンパ腫が体のどこに、どの程度の大きさであるかを調べるため画像検査も行われます。