日本では、北海道のキタキツネが主な感染源で、糞虫にエキノコックスの虫卵を排出され、人はその虫卵が手指、食物、水などを介して口から入ることで感染します。 また、北海道で放し飼いをして感染した犬もキタキツネ同様に感染源になります。
エキノコックス 感染するとどうなる?
人にエキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状が現れず、数年から10数年の潜伏期を経て、上腹部の不快感や膨満感が現れ、しだいに肝機能障害に伴うだるさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと肺や脳に病巣が転移したり、命にかかわることもあります。 エキノコックス症は、予防できる病気であり、早期発見、早期治療が大切です。
エキノコックス どんな病気?
エキノコックス症は、キタキツネや犬が多包条虫とよばれる寄生虫に感染し、糞便と一緒に排泄された虫卵が、何らかの拍子に人の体内に侵入し、重い肝機能障害を起こす病気です。 潜伏期間は5~15年で、発症すると病巣を完全に切除する以外に有効な治療法はありません。
エキノコックス 犬 どうなる?
犬が感染すると虫卵を糞便中に排泄し、人への感染源となります 犬の感染は検査できるので、感染の機会があったと思われる場合は動物病院に相談してみましょう。 室内・屋外を問わず、糞便の始末はすみやかに行いましょう。
エキノコックス どうなる?
エキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状は現れません。 無症状のまま見つかる人もいますが、数年から十数年の潜伏期間を経て、上腹部の不快感や膨満感が出現し、しだいに肝機能障害に伴う疲れやすさや黄疸等の症状が現れます。