具体的には、眼振検査・重心動揺検査・聴力検査・血圧変動の検査をまず行います。 そのほかに、詳しい内耳機能検査や採血、画像検査(CT・MRI)、めまいのリハビリテーションに必要な姿勢や歩行の評価を必要に応じて確認していきます。
メニエール病はどんな検査をするの?
メニエール病は「くり返す」エピソードがあって初めて診断できます。 従って十分な問診が大事です。 めまいの診察では体のバランスを調べる検査(目を閉じて足踏みしてもらう検査などがあります)や眼振検査(目の動きの異常を調べる検査)を行います。 聴覚症状に対しては耳内を観察し、聴力検査を行います。
めまい どんな検査?
【3】めまいの診断には眼振(がんしん)検査が必要となります。 眼球のぶれを眼振といいます。 耳鼻科でのめまいの診察のときはほぼ100%この眼振をみるため検査を行います。 めまいが強い時には裸眼でも確認が可能ですが、軽いめまいの場合は赤外線カメラなどを用いないとわからないこともあります。
めまい検査のゴーグルは?
眼振とは、自分の意思とは無関係に勝手に眼球が動くことです。 特殊なゴーグル型の器具をつけて、赤外線CCDカメラにて眼振の有無を調べます。 めまいの原因によって、特徴的な眼振が見られます。 体のバランスの乱れを調べる検査です。
三半規管の検査方法は?
ヒトの外耳道に冷たい水や暖かいお湯を入れると、内耳の三半規管が刺激されて眼振がおき、また、めまいを訴えます。 この眼振の続いている時間(正常では約2~3分)や眼振の速度から三半規管の機能がどのくらい保たれているかがわかります。 もし反応がまったく無ければ内耳(半規管)は働きをほとんど失っていると考えられます。