乳歯列期の反対咬合の治療開始時期は、どのような場合もできるだけ早く治した方がよいでしょう。 しかし、実際には年齢的に治療をすることが可能になる3歳からです。 3歳半~4才になれば、症状に合ったいろいろな治療法の提案ができます。 特に前歯が永久歯に生え変わっても反対咬合の場合には、早期に治療を始める必要があります。
反対咬合いつ直す?
乳歯が生えそろっていない1~2歳の時期では、反対咬合の症状があっても50%程度の割合で自然治癒が期待できます。 1~2歳のうちはゆっくり経過観察しましょう。 一方で、3歳を過ぎて乳歯が生えそろった後も症状がある場合は、自然治癒が難しいと言えます。
噛み合わせ 治療 いつから?
乳歯列または混合歯列(乳歯から永久歯に代わる時期)に行います。 乳歯列の反対咬合・交叉咬合では3-6歳から、ほかの不正咬合では5-9歳くらいになります。 遅くなると歯の生え替わりが進み、Ⅱ期治療となり治療費なども変わるので、早めの受診をおすすめします。
反対咬合 いつからわかる?
あまり早くから心配なさらないでください。 赤ちゃんの乳歯の生え始めは前歯からです。 上下の前歯だけしか生えてない8~10ヵ月頃には、まだ奥歯が無く かみ合わせが決定してないので、前歯を噛み合わせようと、よく下あごを突き出す「受け口」のような噛み方が見られやすいものなのです。
反対咬合 手術 何歳から?
治療への協力が得られる3才頃から始められます。 上あごの成長不足によるところがほとんどの原因である5~8才の骨格性の反対咬合は、できるだけ早く上あごの成長を促進させる治療を行って、下あごの成長とのバランスを合わせることが重要です。 上あごを拡げる装置と上あごを前に成長させる装置を使って上あごの成長を促進させます。