1. 肺癌の男女別年齢分布図 肺がんでは、男性の70代に最も多く、次いで80代後半となっております。 女性では、70代後半と90代前半が最も多くなっております。
肺がんの平均年齢は?
肺がん登録合同委員会(外部サイトへリンクします)では我が国で行われた肺がん症例の登録を行っています。 1994年・1999年・2004年・2010年度に行われた外科症例の解析では肺がん手術を受ける患者さんの平均年齢は次第に高くなっており、2010年度調査では平均年齢は68.3歳となっております。
肺がんどんな人がなりやすい?
肺がんは、肺の気管や気管支、肺胞の一部の細胞が何らかの原因によってがん化することで起こります。 たばこを吸う人に多く発症するがんで、喫煙者は非喫煙者の5倍かかりやすいといわれています。 ただし、肺がんの種類によっては、非喫煙者にも起こることが多いものもあります。
肺がんの生存確率は?
肺がんの5年生存率は、男性が29.5%、女性が46.8%(2009~2011年診断例)、10年生存率は、男性が18.1%、女性が31.2%(2002~2006年追跡例)となっています。 この生存率の割合は、早期の患者さんから進行した状態で見つかった患者さんまで、肺がん患者さん全体の割合です。
肺がんの死亡リスクは?
死亡率も年々上昇し、肺がんががんにおける死亡率第1位に 肺がんは、罹患数の増加とともに、死亡率も年々、上昇しています。 1998年には胃がんを抜いて肺がんが死亡率の第1位となりました。 その後も死亡率は高まり、2018年には約7万4300人が肺がんで亡くなっています。