肋骨の間の筋肉と、横隔膜(おうかくまく)の動きにより空気を吸ったり吐(は)いたりしています。 肋骨(ろっこつ)の間の筋肉が伸(の)びると胸壁(きょうへき)が広がり、肺も横に引っ張られてふくらみます。 同時に横隔膜が縮んで下にさがるので、肺は下に引っ張られてふくらみます。
肺 何でできている?
肺には、肺胞道、肺胞囊、肺胞が含まれます。 細気管支1本から、数本の肺胞道が分岐しています。 肺胞道の先端は袋状になっており、袋状の部分に数個の小部屋のような構造物があります。 この袋状の部分が肺胞嚢であり、小部屋の部分が肺胞です。
肺胞はどこにあるのか?
百科事典マイペディア「肺胞」の解説 肺の内部にある小さな半球状の小室。 気管支が細分した先の細気管支の終末部に見られる。 肺胞の内面は特殊な呼吸上皮でおおわれ,弾性繊維の網を隔ててその外に毛細血管網がある。 ここで肺胞内の空気と毛細血管内の血液との間にガス交換が行われる。
肺って何?
脊椎(せきつい)動物のなかで空気呼吸をする動物がもっている呼吸器官で、肺臓ともいう。 肺は酸素と二酸化炭素(炭酸ガス)の交換を行うもっとも重要な臓器である。 ヒトでは左右1対あり、全体の形は半円錐(はんえんすい)状である。 肺は、胸腔(きょうくう)の中で中央を占めている縦隔とよぶ空間を挟んで、胸の左右に位置している。
肺胞 何?
はい‐ほう〔‐ハウ〕【肺胞】 肺の中で気管支が枝分かれを繰り返し、その末端がブドウの房のようになった、袋状の部分。 この内部の酸素と、壁に分布する毛細血管との間でガス交換が行われる。 気胞。