前述したように肺活量を増やすと、最大酸素摂取量が増えるため体力がアップし、ダイエットに効果的な有酸素運動を長時間、続けることが可能となります。 また、人間の身体は体内に取り入れる酸素が多ければ多いほど、身体全体の血管を活性化させ血流を促し、結果として基礎代謝量がアップします。
肺活量 どうやって鍛える?
まずは大きく息を吸い込み、その状態で数秒(2秒〜5秒)息を止めてみましょう。 次に、吸い込んだ息を全て吐ききり、再び数秒息を止めてみましょう。 息を吸い込む・吐く動作は、自分ができる限界まで行うことがコツです。 周囲の空気を全て肺に入れる感覚で吸い込み、肺の中の空気を全て外に出す感覚で吐きましょう。
運動すると肺はどうなる?
運動時には、換気 /血流比の肺内分布がより均一になり、ガス交換の効率が改善される。 肺のガス交換(拡散)は肺胞毛細血管面積で決まり、運動時には肺胞毛細血管の再開通が起こり、肺胞毛細血管還流面積(拡散面積)が増加するので、摂取される酸素量が増加し、肺拡散能が増す。
肺活量がないとどうなる?
%肺活量が低い場合は、肺が固くなったり呼吸筋が弱くなったりして肺が十分に拡がらないため、肺の空気を入れる容量が少なくなっている可能性があります。 %肺活量の値が基準値より低い場合は、間質性肺炎、サルコイドーシス、肺線維症、胸膜炎、胸の変形などが考えられます。
呼吸筋を鍛えるとどうなる?
呼吸筋が衰えると呼吸が浅くなったり、少し動いただけで息苦しさを感じたりします。 そこで、呼吸筋を鍛え(呼吸筋トレーニング)、より深い呼吸を可能にすることは、日常的な息切れを減らしたり、運動中の呼吸をさらに快適にしてパフォーマンスの向上につながります。