非接触体温計は、皮膚表面の温度を赤外線センサーで測ります。 肌に接触せず、おでこやこめかみなどにかざして検温できるので衛生的。 検温時間は1秒からと早く、医療用途で普及しており、最近では、大型施設などに出入りする人の検温にも使用されています。
非接触式体温計 どこで測る?
正しい検温について 一般的に非接触体温計は外部環境の影響を受けやすいため、測定結果は体温の目安とし、必要があれば改めて脇の下で計るのが、正しい使い方です。 わき下の温度は「体の表面の温度」ですが、しっかり閉じることで体の内部の温度が反映されて温まります。
非接触型体温計 どこが正確?
そのため、「わき」で計測するのがもっとも利便性が高く、正確性が高いと言えます。 測定にかかる時間も、1-3分程度のものが多く、短時間で計測できるのも強みです。 デメリットは、脇の中心で計測する必要があること、衛生面の問題です。 被験者ごとに消毒する必要があります。
体温はどこで測るのが正確か?
内部の温度が反映される場所で測定します 安定した指標としての体温はコア温を測定すれば得られますが、体の内部なので日常的には測れません。 そこで体に負担をかけずに簡単に検温できる場所として、ワキ(腋窩)、口(舌下)、耳(鼓膜)、直腸など、コア温の変動を反映し、しかも体と表面に近くて測定しやすい場所が用いられています。
皮膚赤外線体温計 どこで測る?
皮膚赤外線体温計の測り方 額の中心から3cm程度(指2本分)あけて額と平行にして測ります。