気胸は突然肺に穴が開いて空気が胸腔(きょうくう)に漏れる疾患です。 症状としては胸痛、呼吸困難、咳がありますが、まれに症状がないのに胸部レントゲン検査で発見されることがあります。 空気が大量に漏れると、肺がしぼみ、さらに心臓を圧迫してショックになることがあります。 また、同時に左右肺の気胸を起こすと大変です。
肺気胸 なんでなる?
空気の漏れはある程度に達すると止まることが多いですが、まれに漏れ続けることがあります。 漏れ続けると、胸腔の空気が増えていき、心臓や肺を強く圧迫する「緊張性気胸」になる場合があります。 発症すると、突然の胸の痛み、息苦しさ、咳などの症状があらわれます。 症状の程度は人によってさまざまです。
気胸の刺す場所は?
針の刺入部位として望ましいのは,患側の第2肋間鎖骨中線上である。 しかしながら,左右さえ間違っていなければ,実質的にどこに針を刺入しても緊張性気胸を減圧できる。 時間が許せば,クロルヘキシジンなどの消毒液を刺入部位およびその周囲に塗布する。
気胸 咳 なぜ?
特徴的な痛みで、一度経験すると「また気胸になった!」と、気胸発症に気づくことが多いようです。 咳も同様に、肺が伸び縮みする際の反射として出るものです。 通常の気胸では、咳は出ても、痰を伴うことはありません。 息苦しさは、肺に上手く空気が入らなくなることで生じます。
肺気胸はどこが痛い?
気胸になると、自覚症状として、突然の胸の痛みや呼吸困難が起こります。 胸が痛む病気には心臓の病気などさまざまありますが、気胸は深呼吸をすると痛むのが特徴で、背中が痛むこともあります。 ただし、症状が出ない場合や軽い不快感しかない場合もあります。