肺気腫になった場合の治療 肺気腫になってしまった肺は正常に戻ることはありません。 しかし肺気腫の場合、病気の進行を抑える処置が必要です。 喫煙者は、病気の進行を抑えるために禁煙が必要です! 自覚症状を軽くする治療としては、吸入用気管支拡張薬とテオフィリン製剤等もあります。
肺気腫は進行しますか?
肺気腫はゆっくりと進行していき、一度壊れた肺の組織が元に戻ることはありません。 しかし、禁煙によって肺気腫の進行を遅くしたり、治療によって症状を和らげたりすることができます。
肺気腫は治りますか?
COPD(肺気腫)は治らない 本題に入りますが、残念ながらCOPDは治りません。 一度たばこの煙によって壊れてしまった肺はもとには戻らず、風船のようになってしまった肺はそのままです。
肺気腫が悪化するとどうなる?
ひどくなると、日常生活のちょっとした動作を行っただけでも息切れするようになり、最終的には呼吸不全となり、酸素吸入を行わないと、生活ができなくなります。 肺気腫の危険因子には、大気汚染・室内汚染、喘息症状、喫煙、たばこの副流煙(受動喫煙)などがあげられますが、このなかでも最大の危険因子とされているのが、喫煙です。
肺気腫の初期治療は?
COPDの初期段階で、喫煙されている方には、まず禁煙からはじめていただきます。 症状の段階によって、長時間作用型抗コリン吸入薬や長時間作用型ベータ刺激吸入薬などの薬物投与による治療を行うことがあります。 また、呼吸のリハビリテーションとして、運動療法や呼吸トレーニングによって改善を図っていくこともあります。