日本本土では薄葬令(646年)により庶民も定まった墓地に葬むる慣習が定着したため、風葬の習慣は廃れた。
土葬 いつから?
土葬の歴史は古く、縄文、弥生時代は屈葬(くっそう)と呼ばれる身体を折り曲げた状態で埋葬されたり、古墳時代、飛鳥時代には古墳と呼ばれる大きな墓に埋葬されたりしていましたが、鎌倉時代には、浄土宗や浄土真宗の普及により、火葬も広まっていき、土葬と火葬の2つの埋葬方法が混在するようになりました。
殯 いつまで?
殯は身分が高い人ほど期間が長くなる傾向にありました。 例えば天武天皇の場合、亡くなってから実に2年2カ月以上の長きにわたり殯が行われたと記録されています。 その後、天武天皇の次の天皇である持統天皇の治世になると火葬が導入され、殯の期間も30日程度となりました。
土葬 いつまでしてた?
日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。 入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は99・9%以上に達する。
洗骨 いつまで?
そのため土葬をしてから、3~7年後に遺体を掘り起こし、洗骨を行うという「洗骨葬」の形式に変化したといわれています。 洗骨葬を行う頃合いは、地域や島ごとに違いがあるようですが、ほとんどの場合、七夕の日に実施されていました。