【手術時期について】 FTをおこなう時期は、月経が終了したあと、排卵までの比較的短い期間が適しています。 子宮内膜が薄い方が卵管口を見つけやすく、手術の成功率が高くなるたからです。 そのため、月経開始時期によっては手術可能日と予定が合わず、翌月に再度計画する場合があります。
FT手術の期間は?
FT(卵管鏡下卵管形成術)開腹の卵管形成手術手術の時間約30分3~8時間手術後の痛みほとんどないある手術後の傷跡ない約7~15cmの傷跡手術後の入院日数当日帰宅約5~14日
FT手術の流れは?
FTの流れ治療器具は、内視鏡(卵管鏡)と、それを取り囲むようにある、風船(バルーン)を内蔵した細い管(カテーテル)です。カテーテルを膣から子宮へと挿入し、卵管入口に近づけます。卵管内で、カテーテルに内蔵されたバルーンを押し進めます。バルーンを進めることにより、狭くなったり詰まったりしている部分を拡げます。
卵管 手術 いつ?
2手術の時期について 月経終了から排卵までの避妊期間がお勧めです。 排卵後は子宮内膜が厚くなり、卵管の入口が見えにくい場合があります。 また、次の月経間際だと子宮内膜が出血しやすい場合があるため、排卵前をお勧めします。
FT手術のデメリットは?
FT手術のデメリット術後1か月から3か月以内に再狭窄・再閉塞する可能性(約10%)がある。卵管采や卵管周囲癒着に対しては、適応外となります。術後約6か月でのタイミング・もしくは人工授精で妊娠されない場合は、体外受精等のstep upをお勧めします。