日本では、2003年(平成15年)5月1日に施行された健康増進法において、公共施設等の多数の人が利用する施設の管理者に受動喫煙防止の努力義務が課せられた。
副流煙 いつまで残る?
よく、家の中で吸えないからと、ベランダや玄関先でたばこを吸う人もいるが、実はたばこを吸った後は、すぐに子供に近づいてはいけない。 受動喫煙に詳しい、産業医科大学・大和教授は「(目に見えない)煙の成分は、たばこを吸い終わった後も20~30分は呼気から出つづけている」と話す。
副流煙 どこまで届く?
タバコの副流煙が届く距離は、どのくらいなのでしょうか。 「日本禁煙学会」によると、無風の状態で、1人の喫煙者によるタバコの煙の到達範囲は、直径14mの円周内であるとされています。
副流煙 どのくらいで影響?
炎症を起こすことや喘息などの症状が出やすくなると言われています。 受動喫煙の影響によって、肺がんだけでなく、鼻腔・副鼻腔がん、女性であれば乳がんのリスクが高まるそうです。 副流煙をどれくらい吸うと危険なのかという具体的な数値はありませんが、多く吸えば吸うほどリスクは高まると言えるでしょう。
分煙法いつから?
2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日より全面施行されます。 本法律により、事業者の皆様だけではなく国民の皆様におかれても、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わります。 詳しくは以下の特設サイトをご覧ください。